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2025年の抱負 本年もよろしくお願い申し上げます!

2025年01月05日(日)
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謹んで新年のお喜びを申し上げます

「望まない救急搬送を減らしたい」
「自宅で最期を迎えたい方の支えになりたい」

病院勤務時代に感じた在宅医不足がきっかけとなり、今年2025年9月で開業10周年を迎えます。

また真の地域包括ケアシステムの構築を目指して、東大阪プロジェクトも立ち上げから、6年が経過しました。

特に東大阪プロジェクトが大きくなっていく中で「どのように組織化するのがベストか?」と悩んでいたときに出会ったのがCOJ(コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン)です。

コミュニティ・オーガナイジング(以下CO)は、普通の市民が立ち上がり、それぞれが持っている力を結集して、コミュニティの力で社会の仕組みを変えていく考え方で、まさに東大阪プロジェクトの理念と重なります。すでに、ともに歩み始めて1年が経ちました。

2024年のテーマは「本気になると楽しい」

2024年は「本気になると楽しい」をテーマに掲げて、活動を行ってきました。その一環として「人生会議」の実践に本気で取り組んだ1年でした。

私たちには、東大阪が「人生会議」が当たり前に行われる町にしたいという短期的な目標があります。

活動のスタート地点である東大阪がまずは「豊かに生ききる」街となることを目指し、さまざまな講演会を集中的に開催しました。

東大阪市内の公民館を中心に、東大阪老人クラブ連合会、自治会の皆さまを対象に「人生会議」の講演を開催すること実に17回。

また1月から順に、

…など、数多くの行政の皆さまからもご依頼をいただき、講演をさせていただきました。

嬉しいことに2023年にご参加いただいた皆さまから「2024年もお話をしてほしい」との依頼があり、2年続けて講演を担当させていただく地域もありました。

これも「良い話を聞けてよかった」と感想をもって終わりではなく、次につながる「人生会議が実践できるようなお話」をお届けできているのではないかと、手ごたえを感じつつあります。

市民の皆さまとの顔が見える関係

10月には東大阪市から後援もいただき、『え~なぁEIWA EXPO 2024』を開催することができました。東大阪市民の皆さまとリアルに顔の見える関係、職種の境がよい意味であいまいになり、医療がまちに溶け込んできていることを実感しました。

2025年も新たな挑戦を

そして、2025年は、2月2日(日)日本死の臨床研究会・近畿支部大会で東大阪市民の皆さまと『豊かに生ききる』をテーマに共に考える機会から始まります。

≫画像はこちらから拡大表示できます

 

またクリニックとしての次の一年の目標は「Uncovering Living Curiosity」つまり「変化し続ける好奇心を通じて、成長し続けること」を意識した1年にします。

まだまだ、在宅医療が街に根付いているとは言えません。患者さんやご家族から「もっと早く出会いたかった」と言われることも少なくありません。

トップページにも記載しているように、私たちは「がんと診断された患者さんとそのご家族へ。こころ落ち着く場所で こころ安らかに こころ思うままに 心を込めてサポートします」このことをこれからもお約束します。

患者さんの心の健康と「豊かに生ききる」を第一に考え、共に成長し合える場として、クリニックチーム全体が一丸となって努力しています。

これからもより良い医療サービスを提供し、患者さんとの信頼関係を深めていけるよう、精進してまいります。
本年もお力添えの程、よろしくお願い致します。

 

【今週の東大阪プロジェクト】

東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます
>ぜひご参加ください<<

【多職種協働による意思決定支援研修会】

令和6年度大阪府在宅医療総合支援事業

アドバンスケアプランニング研修会のご案内です
ご興味をお持ちの方は、是非ご登録ください!

【申込フォーム】
参加を申し込む

『意思決定支援を生活の一部に! ~病院の立場や地域からの搬送事例等を踏まえて~』

講師:
大阪赤十字病院救急科部長 水大介先生
大阪赤十字病院患者総合支援センター入退院支援課 中島紀子さん
医療法人綾正会かわべクリニック 川邉綾香・川邉正和

日時:
令和7年1月25日(土)14:00~16:00

受講形式:オンライン・会場(大阪府医師会館2階ホール)
対象:在宅医療に関わる方(地域制限はありません)
取得単位:2単位(CC: 80)

概要:
医療や地域における意思決定支援を日常生活の中にどのように取り入れていくべきかをテーマとしています。特に、病院側の視点や地域からの搬送事例など、現場での具体的な体験や事例を基に、患者や家族、そして医療従事者が直面する課題を深掘りします。これにより、適切な意思決定を行うための支援の重要性を理解し、生活の中で活用できる仕組みやアイデアを共有することを目的とします。

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