「和漢膳」のすすめ!心と身体のバランスをとる健康家庭料理を【まちカフェ】で紹介しました
「まちカフェ」とは、暮らしを支える皆さまが集うトークカフェイベントです。
私たちのような医療や介護に関わる職種に制限することなく、「地域に暮らす人々を支える」あらゆる職業の方が対象に含まれます。
まちカフェには懇親会もあり、意見交換、お悩み相談、名刺交換など自由にお話しいただけるのがポイント。
第10回まちカフェでは、和漢膳薬食医1級・辻知佐子さんに話題提供していただきました。
辻さんは東洋医学の考えをもとに、和漢食材を使って「こころとからだのバランス」をとる健康家庭料理の料理教室を開催されています。
毎回の講座が、満席になる人気講師です。
薬膳料理は本来、中国が発症ですが、日本人の体質や味覚に合わせて調理やアレンジを加えたもの。和食の「和」、漢方の「漢」、薬膳を表す「膳」を組み合わせてできた言葉です。
お話しいただいた内容は…
今回もスタッフを含め42名の方にご参加いただきました。
意味を知らない方にとっては、薬のイメージがつきまとい、特別な料理だと思われがちだと辻さんは言います。
「身体にいい」と話題になったものも、人によってすぐ効果を実感したり、まったく現れなかったりさまざまですが、これは体質の個人差があるために起こることです。
では、自分の体質を知るにはどうしたらいいか。辻さんは次にあげる5つの質問を投げかけました。
以上5つの質問に当てはまった項目が多い人は冷えタイプで、少ないひとは暑がりタイプ(温タイプ)に分類できます。
たとえば便秘に良いと言われるバナナ。これは身体を冷やす食材なので、冷えタイプの方がたくさん摂取すると、腸の動きが止まり便秘は悪化してしまうでしょう。でも、ガマンしなくてもいいと私は思います。シナモンのように身体を温める効果のある食材と一緒に摂取すれば好きなものを食べてよいというのが和漢膳の知恵です。
健康に生きることは大切です。でも一度きりの人生を楽しく生きることも大事だと思います。
だからこそ「和漢膳の知恵」にふれてみてほしいと思います。
私たち人間は自然の一部です。
自然と同じようにこころもからだも常にうつろい、ゆらぎ、一定ではありません。
そのバランスをとり自分にとっての”ちょうどいい“を見つけて心地よく生きてみませんか、と辻さんはお話を締めくくりました。
詳細は動画にまとまっていますので、ぜひご覧ください!
毎回、楽しみに参加してくださる方が多い懇親会では、次々に新たな出会いが生まれています。
この出会いが多ければ多いほど、可能性も広がります。
私たち東大阪プロジェクトのクレド(行動指針)では「出会うことで人が動き出し、ともに未来を変える。穏やかなエンディングをみんなで」を掲げていますが、この「人が動き出す」ことが新たな未来を生み出すことを、こうした光景を見るたびに実感しています。
毎回、このように輪が着実に広がっていくことを非常にうれしく思っています。
ご参加された方の感想を紹介します。
次回(第14回)は2024年5月9日に長瀬さくらテラスにて開催します。
さくらテラスでは、今後も医療職の話題提供を行っていきます。
ぜひ、ご参加ください!
【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます。ぜひご参加ください
【第14回・まちカフェ開催のお知らせ】
参加費無料の懇親会のご案内です。リアルでも顔の見える関係を築きませんか?
共催:地域包括支援センターくつろぎ・訪問看護ステーションリール
申し込み:
参加を申し込む
暮らしを支える皆さま(医療・介護・福祉に限らず)が集うトークカフェイベントです。
懇親会もあり、意見交換、お悩み相談、名刺交換など自由にお話しいただけます。
話題提供:
在宅訪問の薬局薬剤師があなたのお身体をサポート!
~薬剤師の手厚いケアで心も体も健やかに~
進俊幸 先生・藤尾香織 先生
日時:令和6年5月9日(木)18:30~20:00(途中参加退席可)
(お早めの来場をお願いいたします)
場所:OPH長瀬さくらテラス団地
東大阪市近江堂3-1-6(コインパーキング・有料)
近鉄大阪線長瀬駅徒歩12分
定員:30名程度
対象:どなたさまでも(職種は問いません)
会費:2000円(コーヒー+お土産(生食パン1斤付き)
・生食パン天空(Café & Bakery Ciel~しえる~)
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