「縁起でもない話をしよう会・第33回東大阪プロジェクト」を開催しました
「縁起でもない話をしよう会」とは、医療や福祉に関わる方々と地元の人々が参加する、鹿児島にある妙行寺さんが発案された地域交流イベントです。
普段はあえて口には出さない「縁起でもない話」をみんなで語り合い、これからの人生をいかに生ききるかを考えるきっかけ作りの一つとして、東大阪プロジェクトでも継続的に開催しています。
今回のテーマは、いま巷で話題の「コミュニティコーピング」ってなんやねん!?
第17回マニフェスト大賞コミュニケーション戦略賞優秀賞を受賞した「コミュニティコーピング(協力型ボードゲーム)」の魅力と、教育現場での活用例をお話ししていただきました。
話題提供は、藍野大学医療保健学部看護学科講師(地域・在宅看護学)でコミュニティコーピング認定ファシリ―テーターの堀 智子さんです。
高齢社会の中で、皆さまが活動される地域で活用できる可能性もあります。
コミュニティコーピングは、超高齢社会を体験できるゲームで、社会的孤立を解決するための大切なヒントに気付くことができるゲームです。
ゲームは2021年からスタートして、6つに分かれた地区のどこかで悩みを抱えた人が出現します。1年の最後に、同じ地区で悩みを抱えた人が4人以上になると地域体制が崩壊し、ゲームオーバーするというゲームで、2030年まで存続し続けることを目指すのです。
(引用:コミュニティコーピング公式ホームページ)
ゲームを行うには、堀さんのような認定ファシリテーターの立ち合いが必要というルールも定められています。堀さんは7期生のファシリテーターで、現在は30期以上も続いているそうです。
お話の様子は、ぜひYouTubeでご覧ください。自己紹介と本編1・2の合計3つの動画に分かれています。
今回の「縁起でもない話をしよう会」にも、全国各地から52名もの皆さまにオンラインでご参加いただきました。
いつもながら積極的なご参加、本当にありがとうございます。
上記の動画に加えて、以下から当日の配布資料も確認していただけます。
縁起でもない話をしよう会では、後半は参加者のみなさんがグループに分かれて自由に語っていただく時間をとっています。
今回は、自己紹介の時に「孤立をふせぐキーマンはだれだと思いますか?」という話で始まり、
「つらい時に、あの世の誰に相談すると穏やかになると思いますか?」というテーマを4名1組に分かれて、自由に話し合っていただきました。
会の終了後、参加者のみなさまから感想をいただきましたので、いくつかご紹介させていただきます。
以下のような建設的なご意見もいただきました。
私たち東大阪プロジェクトは、「つなぐ」「つながる」というよりもっと自然に顔が見えるような関係を築き、お互いに気軽に相談できる 『誰もが主役の街』を目指しています。
これからも講演会・研修会を定期的に開催していきますので、まだご参加いただいたことのない方も大歓迎です、ぜひご参加ください。
【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます
【縁起でもない話をしよう会・第35回】
参加費無料のアドバンスケアプランニング研修会のご案内です。
ご興味をお持ちの方は、ぜひご登録ください!
【申し込み】参加無料
参加を申し込むFacebookからも参加申し込み可能です
普段はあえて口に出さない「縁起でもない話」を語り合おう!という趣旨の会。
お気軽に申し込みください!
話題提供:気持ちよく出す排便ケア~最期まで安心して暮らすために~
講師:POOマスター・看護師 山本初美 さん
後半は、話題提供を受けての語り合いの時間です。
5名程度のグループとなり、自由に縁起でもない話をしていただけます。
日時:令和6年4月25日(木)19時から20時30分
場所:オンライン(Zoom)
定員:90名程度
参加費:無料
概要:
排泄の問題はその人の生活や人生、尊厳に関わります。最期まで安心して暮らすために今から取り組める排便ケアについてお話します。
POOマスターとは:
排便ケアを基軸としたコミュニティケアのプロフェッショナルです。
※クリックするとPDFファイルが表示されます
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