「縁起でもない話をしよう会・第28回東大阪プロジェクト」を開催しました
「縁起でもない話をしよう会」とは、医療や福祉に関わる方々と地元の人々が参加する、鹿児島にある妙行寺さんが発案された地域交流イベントです。
普段はあえて口には出さない「縁起でもない話」をみんなで語り合い、これからの人生をいかに生ききるかを考えるきっかけ作りの一つとして、東大阪プロジェクトでも継続的に開催しています。
今回はいつもと少し趣向を変え、テーマは「癒す側の人がまず自分を癒すこと」。
自らの癒しに着眼し、エサレンマッサージの資格を取得されている看護師・社会福祉士の藤原知美さんにお話しをうかがうとともに、実際にセルフタッチングを実演していただき、体験させていただきました。
藤原さんは、2005年にアロマインストラクターの資格を取得し、アロママッサージのボランティア活動を行っておられました。
看護師として勤務していた中で、触れることの質に興味を持ち、米国の心理学研究所でエサレン®️マッサージの資格を取得されました。
普通のマッサージとの違いはロングストローク、つまり頭の先から足の先までをつなげるワークです。「寄せては返す波のリズムのようにゆったりと全身を流す」と藤原さんはいいます。
「足裏のマッサージは痛気持ちいい」「肩をもむと肩こりが緩和される」など、私たちは部分的に考えがちです。
しかし藤原さんは
という考え方で取り組んでおられます。このエサレン®️マッサージに出会うまで「自分自身の心の傷や向き合い方に悩んでいた」という藤原さんですが、「気づき」と「今ここに存在すること」に意識をあてるマッサージで、エサレンの考え方を元にしたセルフタッチングを知りました。
触れることで、「幸せホルモン」として知られるオキシトシンが分泌されます。「触れること」のすばらしさを多くの人に知ってもらい、癒す人がまず自分を癒すことが大切だと願い、活動されています。
藤原さんのご説明では、セルフタッチング、自分自身に触れることで
などの効果が得られると説明してくださいました。
今回も全国各地から46名もの皆さまにオンラインでご参加いただきました。
いつもながら積極的なご参加、本当にありがとうございます。
講演の詳しい様子は、配布資料と上記の動画をご覧ください。
講演に使用した使用はこちらからPDFをご覧いただけます。
「こんな時には癒されたい(こういう時、こういう時間)」について感想も含めて自由に語っていただきました。
会の終了後、参加者のみなさまから感想をいただきましたので、いくつかご紹介させていただきます。
次のような応援のメッセージも届いています。
さらに悲嘆(グリーフ)のケア におけるお困りごとをたくさんお聞かせいただきました。
など貴重なご意見をもとに、今後の「縁起でもない話をしよう会」を、これらのご質問にお答えできるような会にしたいと考えています。
「つなぐ」というよりもっと自然に顔が見えるような関係を築き、
お互いに気軽に相談できる 『誰もが主役の街』を目指して、
東大阪プロジェクトはこれからも講演会・研修会を定期的に開催していきます。
まだご参加いただいたことのない方も大歓迎です、ぜひご参加ください。
【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます
>ぜひご参加ください<<
【縁起でもない話をしよう会・第29回(参加費無料)】
アドバンスケアプランニング研修会のご案内です
ご興味をお持ちの方は、是非ご登録ください!
(先着90名となっています、お早めに!)
話題提供:
ビリーブメントカンファレンスの取り組み
講師:鉾立優作さん
後半は、話題提供を受けての語り合いの時間です。
5名程度のグループとなり、自由に縁起でもない話をしていただけます。
日時:令和5年8月24日(木)
18時30分から20時
場所:オンライン(Zoom)
定員:90名程度
参加費:無料
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