看護師の面接を行いました!
先日、かわべクリニックを見学された看護師に対し、面接を行いました。
丸一日、一緒に過ごしたということもあり、彼女がどのような気持ちでかわべクリニックに入職したいのか、ある程度の気持ちが理解でき、お互いリラックスして面接に臨めたのではないかと思います。
かわべクリニックで現在働いている先輩看護師は、他の在宅訪問診療所での勤務経験を持ち、基本的な土台がありました。
かわべクリニックにおける特有のルール(看取りの報告書や関わる多職種への報告)、地域性などの説明は必要でしたが、即戦力としての採用でした。
今回の方は、総合病院での勤務歴があり、看護師としてのスキルには問題ありません。
そこで、在宅診療ならではの多職種との関わり、大きな視野で関わることの大切さ、そして一看護師として自分の存在を知ってもらう大切さを説明させていただきました。
かわべクリニックでは、採用後即ひとりデビューということはありません。
看護協会が推奨する新卒採用におけるシステムを利用して、卒後年数にあった到達度を確認し、知識の整理を行っています。
数か月間は、医師または先輩看護師と同行訪問を行ない、実際の在宅訪問診療および看護を感じてもらっています。
かわべクリニックで大切にしていることは、在宅医療の未来を創る訪問看護師の育成です。
総合病院では当たり前のように行われている医師とのディスカッションや、看護師が主体となった医療ケアですが、在宅医療の現場では、訪問看護が「ただのルーティン作業」となっている場面が、残念ながら多々あります。
在宅医療、特に病状の急変が多いがん終末期医療の場面では、看護師が主体的に判断し、医師と対等の立場で意見を交換し、ケアをリードしていく必要があります。
かわべクリニックでは、医師と看護師が常に同じ目線に立ち、患者さま一人ひとりにとって、よりよい「最期」を迎えられるような、きめ細かなケアを目指しています。
また、看護師ひとりに大きな負担がかからないように、繰り返しディスカッションを行なっていることも再度説明しました。
患者さまの苦しみをキャッチして、その患者さまのご希望を叶えたいという意気込みがあっても、すぐに理想の看護はできないかもしれない。
だからチームで支え合い、意見交換して、その方にとってのケアを考えていくこと。
「自分には先輩のようには出来ない」という気持ちが起こるかもしれないけれど、逃げずに関わっていけるような工夫を、かわべクリニックでは実践しています。
採用にあたり、私たちが求めたものは、アセスメント能力です。
これらを磨くために、クリニック内での勉強会だけでなく、先輩看護師の対応を学び、自分の対応を振り返ること。
次に意味を持って行動すること。
何故、どうしてその行動をとったのかを常に考えること。
そして、私たちを支えてくれる地域の皆さまを大切にすること。
新人訪問看護師の彼女と、4月から一緒に働けることを楽しみにしています。
以前、Facebookで求人募集を告知させていただいた際は、多くの反響をいただきました。
おかげさまで来年度は、数名の看護師が仲間になってくださることになりました。
シェアしてくださった皆さま、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
そして…
次なる求人募集になります。
在宅医療の未来を創る【医療事務員(レセプト業務担当)】を募集します。
電話の向こうで待っている患者さま一人ひとりにとって、よりよい「最期」を迎えられるような、きめ細かな対応を一緒にしませんか。
ご応募をお待ちしております。
お問い合わせは、フォームまたはメール(kawabecl@yahoo.co.jp)でお願い致します。
メールの場合は、以下の項目についてご記載ください。
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